2021年5月15日2 分Suspended Coffee。20歳以下の性依存当事者の皆さんへ。私の発信活動に賛同していただける方から、寄付をいただきました。「若者たちのSuspended Coffeeとして。」 Suspended Coffeeとは、「温かい飲み物を必要としている誰かのために、第三者がコーヒー代を先払いしておく」というコーヒースタンドでの寄付のスタイ...
2021年5月15日2 分性依存症の回復とは、「自分の性をみつけること」性依存症を自覚した当初、ずっともやもやと考えていたことがあります。それは、性依存症になったらセックスや自慰は一生できないの?という疑問です。 端的にお答えすると、答えはNOです。 性的なことが全くできなくなるわけではありません。...
2021年5月15日5 分タブーにしない、性犯罪のこと。先日、性被害者の方々とお話しさせていただく機会に恵まれ、その際に「性被害者に対して加害者のことを話すのは配慮が足りない」とご指摘を受けました。これについては、私の配慮が欠如しておりましたことを、心から謝罪させていただきます。申し訳ありませんでした。...
2021年5月14日2 分膨らんでいく「私」膨れ上がった「私」という存在、そのプレッシャーから逃げようともがいたら、性に依存する裏道を見つけた。それが影の「性依存症の私」となった。 「私の役割を果たすことに疲れた」 物心ついた時から、私はそんな思いを抱えるようになっていた。自分ではただ普通に行動しているだけなのに、誰...
2021年5月14日4 分私の中の「性依存症の私」。性依存症の回復の始め方「性依存症ってどうやって回復するんですか?」 という質問を多くいただくことから、性依存症の私が回復へと歩みを進めた時のことについて書きたいと思います。 性依存症、セックス依存症などの情報を求めて私のTwitterやnoteにたどり着いてくださる方が増えてきていて、本当にあり...
2021年5月14日5 分自分のことなのに他人事のように感じてしまう。フェルトセンスの欠落と幼少期の恥の植え付けについて「HEALING THE SHAME THAT BINDS YOU / JOHN BRADSHAW」を読んでいて、ものすごくあああ!!!と腑におちた、「有毒な恥」がフェルトセンス(自分の感覚)に大きく関わってくるという説明があったので、それについて少しまとめたいと思います。...
2021年5月14日5 分性依存症といえども色々ある!性依存症における11の性行動のタイプPatrick Carnes氏によって分類された、11に及ぶ性行動のタイプについて解説していこうと思います。 性依存症が他の依存症と異なるところといえば、実に様々な性行動のタイプがあって、性行動に求める欲求の本質も、人によって異なるという点です。...
2021年5月14日3 分心に棲みついた「恥」が、自己肯定感を奪う。依存症にまつわる恥と罪悪感について性依存症に限らず、様々な依存症に苦しむ人々に共通する「恥」について解説してみたいと思います。 依存症に陥る人の特徴として、 幼少期の家庭環境が厳格もしくは過酷で、心の発達に影響を及ぼした という共通点があります。というか、正直ほとんどの人は身に覚えがあるんじゃないかってぐら...
2021年5月14日5 分PTSD(心的外傷後ストレス障害)の10の特徴と虐待と依存症の関係性虐待による深刻な心のダメージは、依存症や様々な心の問題につながっていきます。 虐待によるPTSD、そして依存症の関係性について解説したいと思います。 1.切り離し 切り離しとは、現実と自身の感覚を切り離すことで、感情を遮断することを指しています。虐待を受けている最中に、頭の...
2021年5月14日5 分普段の自分と性的な自分の二重生活。性依存症のサインについてDon't call it Love Recovering from Sexual Addiction より、性依存症のサインについて紹介します。 1.性的行動が習慣化し、やめたくてもやめられない。 ショックな出来事や、日頃のストレスがきっかけで性欲がない時に自慰にふけるよ...
2021年5月14日3 分塵も積もればトラウマになる。虐待や性被害の経験とトラウマの関係性性依存症では、幼少期に受けた身体的・心理的・性的虐待や、性被害の経験と、それによるトラウマが関係しているケースが多く見受けられます。 しかし中には、「自分は目立った性被害に遭ったこともないし、虐待されてたわけでもないのに性依存症なんだけど・・・」と疑問を持っている方がいらっ...
2021年5月14日3 分性被害から、性依存に陥る当事者たち。誰にも向けられない怒りと苦しみに向き合う。今回は性被害のトラウマを持つ性依存症当事者にとって、回復の過程で避けては通れない苦しさについて、少し綴ってみようと思います。 『Don't Call It Love / Patrick Carnes, Ph. D』 によると、性依存症の男女比は圧倒的に男性が多く、女性は少な...
2021年5月12日3 分胸が大きいというだけで、心に穴があいていく話。突然ですが、私は人よりも胸が大きい人間です。いわゆる巨乳という部類の人間です。身体もぽっちゃり体型だからその副産物でもあるのですが、思春期辺りから自分の胸が邪魔だなと強く感じる程度には悩まされてきました。 性依存に陥ってきたときには、「胸が大きい」ということがすごく喜ばれる...
2021年5月12日4 分有料の性依存症リスク評価テスト(The Sexual Addiction Risk Assessment SARA)を受けてみた。性依存症スクリーニングテストの有料版である、性依存症のリスク評価テスト(SARA)というものを実際に受けてみたので、内容と感想をまとめてみました。 これはInternational Institute for Trauma and Addiction...
2021年5月12日3 分苦しんでることを打ち明けられない。性依存症のジレンマセックス依存症、と聞くと、まず連想されるのって何でしょうか?正直いって、「世間一般にはあまり関係ない話」と認識されていることが多いのではないでしょうか。 有名な芸能人やスポーツ選手がセックス依存症だったという話題がちらほら出たり、「性依存症って性犯罪者とかのことを言うんじゃ...
2021年5月12日3 分女性の性依存症当事者が抱える困難について。私はIITAPの提供している無料の性依存症スクリーニングテストを翻訳して公開しているのですが、その中でとても意外な事実を発見しました。 それは、「テストを受けているのは女性のほうが多い」ということです。 これには私のTwitterやnoteでの発信力が女性のほうが関心が向き...
2021年5月12日2 分自分の限界を認める勇気を持つ。このところ、自分を追い込みすぎていたことに気づきました。 完全に、自分の許容範囲を超えたタスクを、自分に課していたなと。 今まで英語なんかほとんど使わない環境にいたのに、この1年で、英語文献やテストの翻訳、海外の依存症当事者との交流に、大学の勉強まで英語でするようになって、...
2021年5月12日3 分性的な快感は脳で感じる、という話。依存症と呼ばれる病気は、大きく分けると 物質(ケミカル)依存と行為依存 の2種類に分けることが出来ます。 物質依存とは、アルコール依存症や薬物依存症、ニコチン依存症などのように、 脳に直接影響を及ぼす物質を摂取することが常態化したものです。...
2021年5月12日4 分傷つきやすいということ「傷つきやすい」という言葉を良く耳にします。「繊細な心の持ち主」とか、「他人の言うことをいちいち気にしすぎる」だとか、言い方は様々です。 こうした「傷つきやすさ」というものは、「他人が外側からみた、客観的な評価」です。 私は、「傷つきやすい」ことを自覚しています。目に飛び込...
2021年5月12日2 分異性の優しさが毒になる。性依存症・恋愛依存症と性別の関係性依存症、また恋愛依存症は、数ある依存症のなかでも、少し特殊だなと思う部分があります。それは、性別。 異性愛者・同性愛者・トランスジェンダー問わず、性依存症当事者は自分の性対象からの誘惑に耐えなければならないのです。 口で言うと当たり前のことなんですが、実践してみると言葉に...