SAHS初のリアルミーティングを
開催することに決定しました!
場所は私の地元である、北海道北見市です。
・・・え、どこ?
そんな方、カーリングのロコ・ソラーレの街と思っていただければイメージしやすいかなと思います。
オホーツク地域の中核を担う都市、北見市ですが、正直言ってかなり道東の田舎です。
最近、ギャンブル依存症のみオープンミーティングを見つけた程度で、
依存症に対する治療や理解の浸透は、まだまだ何も進んでいないのが現状です。
そんな中、私はうまれ故郷の北見市でミーティングを開催することにしました。
いくつかの理由を添えて、解説していきたいと思います。
僻地の回復の現実を伝える
都会在住のアディクトや、独身で家族のサポートが得られたり、サポートはえられずとも一人で自由に動ける依存症者にとっては、「回復する気があるなら行動してミーティングに行かなきゃダメだよ」と口にすることが多いです。
確かに、それが回復のための近道であることは否定しません。
しかし、依存症者には様々な事情や家庭環境を抱えて生きている人たちがたくさんいらっしゃいます。子育てとの両立、精神疾患との闘い、仕事との兼ね合い、そして。経済的・生活的な余裕。
そして、一番の問題は「ミーティングが遠い」という事実です。
都心部には、多くの自助グループが存在していて、「ミーティングのはしご」もしやすいですよね。
しかし、地方では、ミーティングに出るためには、何時間も移動してやっと参加し、また何時間もかけて帰るっ必要があるのです。
北見の最寄りの空港は女満別空港(めまんべつくうこう)です。 成田空港と関西国際空港からは、一日一便Peachが飛んでおります。
旅費はかなり安く済みますよ?~!!
私は北見でミーティングを開催することで、普段ミーティングに当たり前のように通えている人たちにとって、「僻地からミーティングにくる気概」というものを感じてほしい。といううのが一つの主張です。
ミーティングのついでに、北見を堪能してほしい
ミーティングがおまけ、と言うつもりはありませんが、せっかく来ていただくのですから、北見という街を存分に楽しんでいただきたいなと思っています。
日本で2番目の店舗数を誇る、焼肉文化。
東京のソラマチにも出店している、トリトンの本店。
地ビールと鹿肉などを使った北海道らしい料理をいただけるビアファクトリー。
無農薬・ノーワックスのレモンにこだわって作った、北見レモネードと北見レモンサワー。
もふもふきつねが見られるキタキツネ牧場
イケメン館長を呼び出すボタンと、一メートル以上の巨大な淡水魚,イトウの展示がある、北の大地の水族館。
名産品の白花豆をつかった、なめらかでほっこりした質感のソフトクリーム。
などなど…
正直なところ、観光する名所は少ないです。
でも、おいしいものにあふれていて、人が明るい。それが北見市です。
ミーティングついでに、北海道で羽を伸ばしてみませんか?
そして、少しでも、「僻地で回復することの大変さ」というものに触れてみてほしいなと思っています。
参加条件
性依存症当事者(Ayaka.Tと事前に性的問題についてお話済)
性依存症家族者(Ayaka.Tと事前にお話済)
性依存症当事者であるものの、依存症支援・社会保健福祉士など、依存症に対する理解がある・もしくは理解したいという前向きな意思がある(Ayaka.Tと面談の上、参加の可否を決めさせていただきます。
ミーティング内容
テーマを設定した、「性依存症の生きづらさ」に対する分かち合い
一般的な性依存症とは?ーAyaka.Tによる簡単な解説
質問・ディスカッションパート
(内容は変更する場合があります。
当日は、SAHSによる資料を配布する予定です。
オンラインでの参加について
今回のミーティングは、オンラインとリアルのハイブリッド開催を予定しています。
ですが、リアルに来ていただく方にこそ恩恵を享受してほしい思うので、オンラインに関してはスピーカーズミーティングのような形をとらせていただこうかと考えてます。
(これはまだ未定です)
SAHSリアルミーティング 詳細
2022年10月16日(日)15:00~16:30
場所 北見芸術文化ホール 小練習室1
(JR北見駅からみんとろーどを通った先にあります)
”性依存症者を誰も一人にしない場所”
まだ少し先ですが、ミーティングで皆様にお会いできることを楽しみにしています。
SAHS 性依存ヘルプサポート
代表 Ayaka.T (Shiro)
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