SAHSでは、性依存症当事者だけでなく、性依存症当事者の周りにいるご家族・パートナーなどのご相談も承っております。
性依存症当事者の苦悩以上に、周りにいるご家族やパートナーは性的な逸脱行動によって深刻なトラウマを負っています。
性依存症による性的な裏切りというのは、性被害と同様で、「何も落ち度がないのに、一方的に傷つけられる」というトラウマを植え付けてしまうのです。
しかし、パートナーや家族は「自分に対応や態度に落ち度があったのではないか」と自分を責める
「自分がもっと魅力的になっていけば相手は変わるのではないか」と性的な努力を重ねる
「監視したり身辺をチェックしつづければ問題行動はおさまるのではないか」とプライバシーを無視した監視やあらさがしで自分を見失っていく
といったように、性依存症当事者の行動に振り回されてしまい、次第に「性依存症をコントロールしなければ」という思いによる行動がエスカレートしていきます。
結果として、パートナーや家族が「自分」を蔑ろにしてしまい、性依存症は良くならず、当事者も家族やパートナーも苦しみ続ける状態に陥ってしまいます。
こうした「共依存状態」は、「自分を見失い、相手の行動に囚われている」状態です。
SAHSでは、当事者が抱える苦悩とともに、当事者の周りの人が抱える困難に対しても寄り添い、お話を伺います。
性依存症のパートナーがいる、という悩みは、なかなか相談する場所がない現実もあります。
オンライン相談のお申し込みは、当事者のオンライン相談と同様、webサイトの予約ページからお申し込みください。
メールでのお問い合わせも承っております。
性依存症にかかわるすべての人が、安心して話ができる場所。
SAHSはそんな居場所づくりを目指しています。
今後とも、SAHSの活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
SAHS 性依存ヘルプサポート
Ayaka.T (Shiro)
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