これはイベント「勇者の祭典　2022　in 札幌」にて、私がイベント会場で発言させていただいたことを、文字に起こしたものです。 今まで断片的に自分の依存行為について話してきたことはありましたが、こうしてきちんと記事にするのは初めてじゃないかなと思います。...

Katehakis, A.著「Erotic Intelligence（性的な知性）」を読んでいるのですが、この中でセックス依存症やポルノ依存症など、性に囚われている人たちが、いかに健全なセックスを取り戻していくかということが解説されていてとても勉強になります。

セックス依存症は他の行為依存とは違い、セックスそのものの行為依存と、セックスする相手との関係性依存の2つの性質をもっていると考えることができます。

「性的渇望について調べて、このブログに辿りつきました」というお声を何度かいただいています。

1年ほど前から、性依存症当事者のオープンチャットを運営しています。 私が性依存症当事者としてTwitterで活動を始めたのが1年ちょっと前のことなのですが、性依存症の当事者が話せる場所というのが自助グループのリアルミーティングか一部のオンラインミーティングに限定されていて、...

私が性依存症を自覚してから、痛感したこと。それがタイトルの通り、「セックスをすることでしか人と繋がりを持つことができない」という事実でした。

性依存症を自覚した当初、ずっともやもやと考えていたことがあります。それは、 性依存症になったらセックスや自慰は一生できないの？ という疑問です。

「性依存症ってどうやって回復するんですか？」

セックス依存症、と聞くと、まず連想されるのって何でしょうか？正直いって、「世間一般にはあまり関係ない話」と認識されていることが多いのではないでしょうか。

他の依存症もそうですが、 結局のところ、依存症に陥るタイミングっていつ？ という疑問があります。 どちらかといえば、気づいた時にはもう取り返しがつかない問題を起こした後でした、というのが一般的ですよね。特に性依存症は、性やセックスに関してオープンに議論することがタブーとされ...

セックス依存症当事者にとって、普通の人とは違う一つの価値観の違いがあります。 それは、「誰とでもセックスができる」ということです。 一般的には、セックスは「好きな人、あるいはいいなと思う人」とするものだという認識が浸透していると思います。...